パスミル介護福祉士 過去問ノート

第38回 介護福祉士国家試験 問題31

コミュニケーション技術(Aパート)

次の記述のうち、利用者の家族との関係づくりにおける介護福祉職の基本姿勢として、最も適切なものを1つ選びなさい。

ひとつ選ぶと、答え合わせが出ます。

正答と解説を見る

正答は5です。

解説

認知症ケアでは、専門職と家族が互いの経験や知識を尊重し合う協力関係が、質の高いケアにつながるとされています。利用者支援で協働するパートナーとして家族に接することはこれにあたるため、正答は5です。

  1. 誤り1連絡の方法を工夫し、丁寧にやり取りを重ねる中で、家族との信頼関係が築かれる場合があるとされています。緊張が解けるまで待つだけの対応は、こうした働きかけにはあたりません。資料2
  2. 誤り2家族介護者の話を聞くときは傾聴に努め、無理に一度に把握しようとしないことが勧められています。介護福祉職のペースで話を進めることは、これに反する対応にあたります。資料2
  3. 誤り3本人と家族の意思が対立するときも、本人の意思を尊重し、家族の意思との調和を図るとされています。家族の意向を利用者の意向より優先するのは適切ではありません。資料1
  4. 誤り4利用者だけでなく家族とも連絡を取り合い、信頼関係を築くことが、よりよい支援につながるとされています。資料2
  5. 正答5専門職と家族介護者などが互いの経験や知識を尊重し、共有するパートナーシップが重要とされています。家族も、本人の意思決定を支える支援者とされています。資料1・3
根拠資料(3件)
  1. 資料1厚生労働省『認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)』(別のタブで開きます)
  2. 資料2厚生労働省(平成29年度介護離職防止のための地域モデルを踏まえた支援手法の整備事業、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)『市町村・地域包括支援センターによる家族介護者支援マニュアル』(別のタブで開きます)
  3. 資料3桐明あゆみ・森山美知子「認知症を有する人を介護する家族介護者のパートナーシップを築く力の向上を目指した教育プログラムの効果の検討」『日本看護科学会誌』第36巻(日本看護科学学会)(別のタブで開きます)

最終更新:2026年10月5日。この解説は当サイト独自のもので、公益財団法人社会福祉振興・試験センターとは関係ありません。解説の方針

出典:第38回介護福祉士国家試験 問題31(公益財団法人社会福祉振興・試験センター)

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